コンセプト・院長紹介
奥村クリニックのコンセプト
倖せな人生を送るために
今、「長寿」だからといって、イコール「健康なからだである」とは言い難いケースもいろいろあります。
健康なからだで日常を過ごすことは、人として倖せな人生を送るための第一条件です。私は、人が自分の人生をまっとうする最後の日まで健康であることこそが、倖せな人生だと思っています。
ですから、医師の役目としては病に陥った人を治療することは当然として、その前に人が重い病に陥らないように手を尽くすべきではないでしょうか。人が病気にならないための医療、それが私ども奥村クリニックのコンセプトである、「予防医学」です。
「予防医学」に柱を立てるなら、大まかには次の2本となります。
たとえば重い病である「がん」。
「予防医学」の実践により、早期発見・早期治療ができれば、費用も日数もそれほどかからず、負担も少なくなります。
しかし、発見が遅れてしまえば難易度の高い手術や放射線・抗がん剤を用いることになり、からだへの負担、また、仕事や生活にも影響し、金銭的な負担も少なくないでしょう。それどころか、大事な命を失うこともあるのです。
「予防医学」の実践は、「自分や家族の安定した生活に対する想像力」を持つこと、つまり自分だけでなく、家族などのまわりの人たちを大切にする気持ちから生まれるものです。
私はこれまでも、とくに自分の専門分野でもある消化器科のがん(胃がん・大腸がん)の排除に積極的に取り組んでまいりました。
とくに大腸がんは近年、女性のがん死亡者第1位となった悪性腫瘍です。定期的な検査により早期発見できれば、検査と同時にがん組織を取り除くことも可能で、がん細胞の増殖・転移を防ぐことができます。
私は、助かるはずの命を失って愛する家族と死に別れることがあってはならないと思っています。ですから、私ども奥村クリニックでは、これからも多くの方に予防医学の実践をしていただくよう努めてまいります。あなたと、あなたの家族の「倖せな人生」のために。
院長紹介
クリニックという規模でできることは限られていますが、その中でも、できるだけ高いレベルの医療の提供を常に心がけています。
患者様からの訴えや、出ている症状だけで病気を判断することはできません。やはり、画像診断がとても重要になってきます。とくに当院のCT検査の機器は、中核病院と同レベルのものを導入しており、常時大学病院と連携し、迅速に専門医の診断を受けることができます。高度な医療機器でなるべく早い段階で適切な検査を行っておくことが、がんの早期発見につながり、何より患者様の負担を減らすことになります。
患者様の情報管理に今や欠かせない電子カルテの採用や、診療中の説明にもパソコンのモニターを使用し、視覚的にわかりやすい説明をすることなど、とにかく病気や治療について患者様ご本人のご理解をいただくことを第一に考えております。
そして、私は、常に一人ひとりと向き合いながら、一方で自分の行う医療を客観的に精査するように心がけています。
自分の医療に責任を持ち、現状に満足することなく最新の知識や技術力の向上を目指すことが、ひいては地域医療に貢献できる医師、クリニックとなることが、私たちの使命だと考えているからです。
学歴
平成2年3月 | 藤田保健衛生大学医学部卒業 |
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職歴
平成2年6月 | 藤田保健衛生大学病院 消化器外科学研修医 |
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平成4年4月 | 医療法人野垣会 野垣病院 外科 |
平成5年4月 | 足利赤十字病院 消化器外科 |
平成8年4月 | 藤田保健衛生大学病院 消化器外科学助手 |
平成10年4月 | 医療法人野垣会 野垣病院 外科 |
平成11年4月 | 医療法人野垣会 野垣病院 内視鏡長 |
平成15年6月 | 医療法人籘友会 城南整形外科 |
平成15年11月 | 奥村クリニック 開院 |
免許・資格
平成2年6月 | 社団法人日本外科学会 認定医 |
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平成7年4月 | 藤田保健衛生大学病院 消化器外科助手 |
平成10年4月 | 日本大腸肛門病学会 専門医 |
平成11年4月 | 日本医師会認定産業医 |
平成13年4月 | 社団法人日本外科学会 外科専門医認定 |
平成15年12月 | 藤田保健衛生大学病院 消化器外科 客員講師 |
専門分野
食道、胃、大腸疾患および手術、肛門疾患手術3,000例以上、
大腸内視鏡検査6,000例以上、胃十二指腸内視鏡検査8,000例以上経験